| 2010/9/19の礼拝説教 |
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長血の癒し レビ15:19〜30 ヤコブ5:13〜15 マルコ5:25〜34 皆川尚一牧師 |
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長血の癒し さてここに、12年間も長血をわずらっている女がいた。多くの医者にかかって、さんざん苦しめられ、その持ち物をみな費やしてしまったが、なんのかいもないばかりか、かえってますます悪くなる一方であった。この女がイエスのことを聞いて、群衆の中にまぎれ込み、うしろから、み衣にさわった。それは、せめて、み衣にでもさわれば、なおしていただけるだろうと、思っていたからである。すると、血の元がすぐにかわき、女は病気がなおったことを、その身に感じた。イエスはすぐ、自分の内から力が出て行ったことに気づかれて、群衆の中で振り向き、「わたしの着物にさわったのはだれか」と言われた。そこで弟子たちが言った、「ごらんの通り、群衆があなたに押し迫っていますのに、だれがさわったのかと、おっしゃるのですか」。しかし、イエスはさわった者を見つけようとして、見まわしておられた。その女は自分の身に起こったことを知って、恐れおののきながら進み出て、みまえにひれ伏して、すべてありのままを申し上げた。イエスはその女に言われた、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。すっかりなおって、達者でいなさい」(マルコ5:25〜34)。 さて、イエス様がヤイロの家に歩いて行かれる途中の出来事です。12年間も婦人病で苦しんでいた人がイエス様の衣に触って一瞬のうちに癒されました。この婦人病については、さきほど朗読した旧約聖書《レビ記15:19〜30》に記されています。律法では、血は命であって、聖なるものであるとされていますが、月経とかその他の出血は神の前に汚れたものとして忌み嫌われました。この婦人は12年も神様からも人からも遠ざけられ、霊的にも、精神的にも、肉体的にも弱りきっていたのです。しかし、イエス様の御許に真正面から行って、「癒してください」と願うことはできませんでした。そこで、群衆が押し合いへしあいしてイエス様を取り囲み、色々な人々が手を出してイエス様に触るといった情況の中にこそ、彼女がイエス様に触れる唯一のチャンスがあったと言えるでしょう。 そこで彼女はイエス様のうしろから手を伸ばして、上着の裾に下がっている青い総紐(ふさひも)に触りました。すると、ビタリと血が止まり、一瞬のうちに病が癒されました。 物を通しての癒し この場合、イエス様が癒してあげようという意思を働かせて癒したのではありませんでした。しかし、イエス様は自分の内から力が出て行ったことに気づかれました。そしで、「わたしの着物にさわったのはだれか」と言われたのです。 わたしは以前、精神病患者の癒しのときに、両手をその人の頭においてキリストの御名によって病気の霊に退去を命じました。そうすると、わたしの両腕から指先までビリビリと激しい電流のような力が流れてその人の体の中に入っていきました。そして、その人は癒されたのです。 イエス様の場合も、あるいは、そうだったのかもしれません。 わたしの場合は手からですが、イエス様の場合は厚地の上着の総紐(ふさひも)ですから、普通では感じられないはずです。それでもイエス様はご自分の中から、電流のように力が出て行ったのを感じられたのです。 次に、使徒パウロの実例があります。《使徒19:11〜12》を見て下さい。 「神は、パウロの手によって、異常な力あるわざを次々になされた。たとえば、人々が、彼の身につけている手ぬぐいや前掛けを取って病人にあてると、その病気が除かれ、悪霊が出て行くのであった」。 つまり、この場合も、パウロの意思と関係なく、「癒してもらいたい」という切なる願いと、「きっと癒してもらえる」という信仰とが一つになって行動したところに神の癒しの力が電流のように働いたのです。 聖霊カリスマ運動の中でも、「イエス様の御名によって癒されよ」という祈りをこめたハンカチをもらって、それを患部に当てることによって癒される人々が沢山ありました。これらは皆、その人の信仰が聖霊の働きを受け入れる元になっています。だから、イエス様は「あなたの信仰があなたを救ったのです。安らかに行きなさい」と言われたのです。 聖ヴェロニカの感謝 では、最後にまた福音書にもどりましょう。イエス様によって救われたこの長血の女の名は聖ヴェロニカとして知られています。彼女はイエス様が十字架を背負ってゴルゴタの丘に引いて行かれるとき、倒れたイエス様のお顔を自分のハンカチで拭いました。そのハンカチにはイエス様のお顔が映ったということです。わたしたちもこのように素直な信仰をもっ て生きて行こうではありませんか。 アーメン 次回予告 10.9.26 郷里の人の不信仰(マルコ6:1〜6) |
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