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                                            2011/12/18の礼拝説教
  イエスは生きている

   イザヤ61:1〜3
   使徒1:6〜8
   マルコ16:9〜20              皆川尚一牧師
神の子の降誕
  週の初めの日の朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに御自身をあらわされた。イエスは以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。マリヤは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。
 この後、そのうちのふたりが、いなかの方へ歩いていると、イエスはちがった姿で御自身をあらわされた。このふたりも、ほかの人々の所に行って話したが、彼らはその話を信じなかった。
 その後、イエスは十一弟子が食卓についているところに現れ、彼らの不信仰と、心のかたくななことをお責めになった。彼らはよみがえられたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。
 主イエスは彼らに語り終わってから、天にあげられ、神の右にすわられた。弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、御言葉に伴うしるしをもって、その確かなことをお示しになった(マルコ16:9〜20)。


  今日のお話しのテーマは「イエスは生きている」でありますが、生きているということは、死んだということと関係があります。そして、死んだということは、生まれたことと関係があります。あと一週間でクリスマスを迎えますが、クリスマスは神の独り子イエス・キリストの降誕祭であります。
 1人の赤ちゃんが生まれるということは大層神秘的なことですが、神の子イエス様のご降誕は何にもまして神秘的な出来事でした。
 マリアという処女のもとに天使がきて、神のお告げを伝えました。それは彼女が聖霊によって神の子をみごもるということ、その子は人類の救い主となるということでした。全宇宙よりも偉大な霊であり、万物の産みの親である神の御子の霊が、身を縮めて小さくなってイエスの中に宿られたわけです。

つきまとう死の影
 この世に生まれることは、死の影につきまとわれることです。神様に逆らって人を滅ぼそうとする悪魔の手が働くからです。イエス様は特にそうでした。ヘロデ王がイエス様を殺そうとしましたが、天使のお告げで危うくエジプトに逃れて助かりました。悪人の危害、病気や事故、自然災害による死の影は人生に不幸をもたらしますが、その根本原因は神様との絆を失っている所にあります。そこでイエス様がこの世にこられた目的は、すべての人をその造り主、すなわち産みの親である神様との絆を回復させるためです。イエス様は天の神様を「天のお父さん」と呼んで祈ることを実地に教えて下さいました。つまり神の子として生まれ変る道です。神様を「お父さん」と呼んでイエス様の教に従って生きると、神の霊や天使たちが色々な形で自分を助け導いてくれるのが体験できるようになります。何よりもお父様の愛、御子イエス様の愛が自分を包み、満たしてくれる喜びと命の力を感じます。それによって悪魔の力、死の力に打ち勝つことが出来ます。また、実際に神様は罪と死と悪魔の手からわたしたちを救い出して天国に引き上げて下さいます。

イエスは生きている
 イエス様は十字架にかけられて死にましたが、三日目に神様がイエス様を甦らせ、天の王座に昇らせました。イエス様が甦ったことは弟子たちにも信じられなかったのです。しかし、生きているイエス様と出会う人は信じられるようになります。2千年前の弟子たちはマグダラのマリヤも他の人々も、イエス様に出会って信じました。そして、わたしたちも色々な形でイエス様と出会えるのです。

 わたしは15歳の頃、幻でイエス様のうしろに兄がついて行き、そのあとに自分がついて行くのを見ました。また、17歳のとき自分が罪に汚れた者だと悩んで自殺しようとしたら、目の前に17年間の自分の行状をテレビで見るように見せられて、このまま死んだら地獄だと悟り、自殺はやめました。その後教会の礼拝の中で、説教する牧師先生の前に十字架にかかったイエス様の映像が現れて、わたしの罪は赦されていることを知りました。交通事故や病気で入院したときもイエス様がベッドの側に現れて慰め、励ましてくれました。

竜巻から逃れる
 最後に、他の人の経験を一つ、つけ加えます。以前アメリカ中西部の町を竜巻が襲ったとき、小児麻痺で下半身不随の母親が二人の幼児の叫び声を聞いて、夢中で二人の子を抱え、歩いて家から抜け出しました。気がついたときには体は完全に治っていました。愛は奇跡を生みます。愛のあるところに神様が宿ります。このようにイエス様は今も、永遠に生きているのです。このクリスマスこそ神様との確かな愛の絆を結ぼうではありませんか。
                                      アーメン
次回予告 11.12.25 神の愛と神への愛(ヨハネ3:16〜21)

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