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  人生の青写真

  詩篇139:13〜16
  エペソ1:3〜5
  マタイ3:13〜17                皆川尚一牧師
人生の青写真
  あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを
  組み立てられました。わたしはあなたをほめたたえます。
  あなたは恐るべく、くすしき方だからです。
  あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知って
  おられます。わたしが隠れた所で造られ、地の深い所で
  つづり合わされたとき、わたしの骨はあなたに隠れることがなかった。
  あなたの目は、まだできあがらないわたしのからだを見られた。
  わたしのためにつくられたわがよわいの日のまだ一日もなかった
  とき、その日はことごとくあなたの書にしるされた。
                              (詩篇139篇13〜16節)

  ここで「あなた」と呼ばれているのは、神様のことです。
天地万物の創造主である愛情深い神様にダビデは呼びかけています。

あなたはわが内臓をつくり

 わが母の胎内でわたしを組み立てられました。 (13節)

胎児はお母さんのおなかの中で、胎芽(たいが)と呼ばれる最初の
3ヶ月間に主な身体機構を形成されるのです。頭、体、両手、両足、
それぞれ5本ずつの指、内臓器官などが急速に作られ、成長して行き
ます。それらは、神様が愛情こめて創っていかれる神秘的な作業です。
体の中に隠れている骨までも、ことごとく神様は見ておられるのです。
こうした事を考えると、私たちもダビデと共に神様をほめたたえずには
いられないでしょう。神よ、あなたは恐るべく不思議な方!

 あなたのみわざは不思議です。
 あなたは最もよくわたしを知っておられます。(14節)

 神様を偉大な人格的な神様だと信じない人たちは、それはDNAの中にインプットされた遺伝子情報が自然に働いて胎児を形成して行くのだとか、現代の科学ではレントゲンとか超音波を使って胎児の成長の様子を見ることが出きるのだから、人間こそ素晴らしいじゃないか?
と反論するかもしれません。
 しかし、それは未だ考えが浅いと言わねばなりません。DNAも含めて、全ての物理的法則も神様によって作られ、管理されているからです。
また、人間がレントゲンや超音波で得る映像はぼやけていて、
しばしば誤りやすいものです。
 更に、もっと驚くべき事は、神様が私たちひとりびとりの人生の未来を見ておられ、その青写真を持っておられることです。

 あなたの目は、まだできあがらないわたしのからだを見られた。
わたしのためにつくられたわがよわいの日のまだ一日もなかったとき、
その日はことごとくあなたの書にしるされた。(16節)

 「あなたの書」とは、聖書の中に出てくる「生命の書」と呼ばれるもので、神様の育児計画書であり、各人の人生の青写真なのです。

神の摂理
 神様がわたしの未来をあらかじめ全部見ているということはすばらしい福音です。うれしい知らせです。それは神の摂理です。
 英語で「神の摂理」とは、「プロビデンス」と言います。
「プロ」とは「前を」で、「ビデンス」はラテン語の「ビデオ」から来ていて、
「見る」という意味です。ビデオテープでドラマを見るように、天界で神様は見ておられるわけです。 しかも、ラテン語の「ビデオ」には、
「世話をする、面倒を見る」という意味があります。ですから、神様は
私たちの未来を予め見ていて、人生の旅路が目的にかなった良いものになれかしとの厚い愛情と願望とをもって、私たちの面倒を見てくださるのです。
 神様の摂理は天界から始まっています。
≪エペソ人への手紙1:3〜5≫を見てください。私たちの人生は、
地上から始まったのではなく、天界から始まっていることが
記されています。

ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。
神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、
わたしたちを祝福し、みまえにきよく傷のない者となるようにと、
天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、
わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を
授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、
愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。(3〜5節)

皆さん、私たちの本体は霊魂であって、肉体は仮の宿なのです。
私たちは、天界で生まれ、神の子供たちとして愛されており、
輝いていたのです。そして、神様のご計画では、私たちが神の子に
ふさわしく立派に成長するためには、この物質世界の中に下って、
物質的な肉体の中に宿って、一定期間人生の修行をして、再び天の
故郷へと帰っていくことが必要なのです。これが各人の寿命です。
寿命とは長生きするという意味ではなく、各人に割り当てられた一生の
長さを言うのです。わたしたちの人生には各々目的があります。
それは天界において計画された個人的使命と社会的使命によります。
先ず大切なのは個人的使命です。つまり、神様を信じ、その御心に
従い、イエス・キリストによる罪のゆるしと十字架の血潮によって
救われる事です。そして、神の子としてきよめられ、高められ、輝いた
霊魂、愛の人として成長する事です。そうして生きるときに、家族を
愛し、隣人を愛し、社会的使命を果して行く事ができます。
 この使命を達成するために、神様は天界で私たちの霊的ガイドとしての天使や聖徒たちを与え、人生計画を立てさせてくださいます。
実は私たちがどう言う両親の子供として生まれるかということも天で
決められます。私たちは「はい。その両親のところに生まれます」と
手を挙げて、志願して天界を出発するのです。主イエス様が各人に
人生の青写真を記した巻物を授けて下さり、多くの天使や聖徒たちが
「しっかりやっておいで」と、大いに祝福し、声援を送り、
手を振って励ましてくれたのです。

祝福された魂
 神の独り子イエス様が天界からこの世に来て、一人の人間としての
生涯を送られた時もそうだったに違いありません。30歳になられた頃、
ヨルダン川でバプテスマのヨハネという預言者の手によってバプテスマを受けられた時、「すべて正しいことを成就するために」と言われたのは、イエス様の人生の青写真に基づいているのです。だから、バプテスマを受けて、水から上がられた時、聖霊がハトのようにイエス様の上に下り、天から父なる神様のお声がありました。

「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」と。
(マタイ3:13〜17)

イエス様は聖霊で満たされ、神の愛の摂理に全く身を委ねて、
その御生涯の生命を全うされました。愛と勇気と希望にあふれ、
人類の救い主として全きお方となられました。

* ナサの女性科学者バーバラ・アン・ブレナンによれば、人間が健康
になる過程は、第一に神様を信じ、その愛に生きることから始まる。
また、病気になる過程は、第一に自分を信じること、自分の信念を実現させる事、自分の愛する者を愛すること、そして、精神的に虚無となり、心と体が病気になる。 ですから、皆さん! 私たちは自分の魂を
この世の泥沼に沈没させてはなりません。
虚無の泥沼から引き上げてくださり、本来の人生の目的へと救い出して
くださるのはイエス・キリストの神様であります。
心の罪を悔い改めて、神様に帰りましょう。           アーメン

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