| 2005/02/13の礼拝説教 |
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知恵が心に入る
箴言2:7〜10 黙示録3:19〜22 ヨハネ14:18〜23 皆川尚一牧師 |
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彼は正しい人のために、確かな知恵をたくわえ、 誠実に歩む者の盾となって、公正の道を保ち、 その聖徒たちの道筋を守られる。 そのとき、あなたは、ついに正義と公正、 公平とすべての良い道を悟る。 これは知恵が、あなたの心にはいり、 知識があなたの魂に楽しみとなるからである(箴言2:7〜10)。 神はわが盾 「彼は正しい人のために、 確かな知恵をたくわえ、 誠実に歩む者の盾となって、 公正の道を保ち、 その聖徒たちの道筋を守られる。 そのとき、あなたは、ついに正義と公正、 公平とすべての良い道を悟る」(7〜9節)。 ここで「正しい」というのはヘブライ語で「ヤーシャール」であって、「心の真っ直ぐな」という意味です。神さまは沢山の知恵を蓄えておいでになるので、人間の知恵によっては「もうどうしようもない」と絶望的になる場合であっても、心配は要らない。心の真っ直ぐな人のためには、すばらしい神の知恵が現れてくるというのです。 次の句も対句になっています。「神は誠実に歩む者の盾となる」。 この「誠実」はヘブライ語で「ターム」であって、「全く」と訳される場合が多いです。たとえば「ヨブはそのひととなりは全く」(ヨブ記1:1)というように 訳されています。これは完全で非の打ち所がないという意味ではなくて、「申し分なく立派で」という意味です。心が真っ直ぐで立派な人柄の人を 神様が大盾となって守ってくださるというのです。 しかし、守って下さるといっても直ぐにとは限りません。正義と公正と 公平が守られるためには、あらゆる不正を排除して、良い道筋をつけねばなりません。そのためには時間がかかることもあります。 「そのとき、あなたは、ついに〜〜〜〜悟る」(9節)という喜びの日を迎えるためには、信仰と希望と忍耐とが必要であります。 ドレフュス事件 その実例として、ドレフュス事件を取り上げたいと思います。ドレフュス事件というのは、1894年パリのドイツ大使館でフランス陸軍砲兵隊の 軍事機密書類が発見され、容疑者として参謀本部勤務の陸軍砲兵大尉アルフレッド・ドレフュスが浮かび上がりました。大尉が疑われたのは、 第一にユダヤ人であること、第二に書類の筆跡が彼のに似ていること、第三に彼が参謀本部付で機密の入手が容易だと思われたからです。 軍法会議でドレフュスは無実を主張しました。「私はユダヤ人であるとはいえ、フランス陸軍に忠誠を誓った軍人であります。軍の機密を売るような不義は断じていたしません。わたしは神の御前に自分の無実を主張します」と。しかし、判決は有罪でした。 「彼の名を軍籍より除き、位階勲等を剥奪して終身禁固に処す」。 証拠は不充分でしたが、軍の威信を守るための犠牲者とされたのです。 その後、真犯人がピカール中佐によって発見され、真犯人エステラージ少佐が軍法会議にかけられましたが、自分達の過失が明らかになるのを恐れた軍の首脳は、エステラージを無罪とし、発見者ピカール中佐をアフリカへ左遷して、闇から闇へと葬りさろうとしました。 このことを知ったフランスの作家エミール・ゾラは、軍の不正を怒り、 正義と公正をまもるためにペンをとって戦いました。しかし、民衆も新聞も軍の宣伝を信じてゾラを「ユダヤ人の手先」「売国奴」と攻撃し、ゾラもまた裁判にかけられて「禁固一年、罰金三千フランの刑」を宣告されました。ゾラはその夜ただちにイギリスに逃れ、イギリスから正義を愛する フランス人に呼びかけつづけました。こうして、ついに、4年の後この努力はドレフュスの無罪釈放となって報いられ、ゾラもまた、フランスの国家と国民から感謝をもって迎えられたのです。 知恵が心に入る 「これは知恵が、あなたの心に入り、 知識があなたの魂に 楽しみとなるからである」(10節)。 神様の知恵はわたしたちの心の部屋に入ってきます。 イエス様はこう約束しておられます、 「もしだれでも私を愛するならば、わたしの言葉を守るであろう。 そして、わたしの父はその人を愛し、また、わたしたちはその人のところに行って、その人と一緒に住むであろう」(ヨハネ福音書14:23〜24)と。 また、黙示録でも約束しておられます。 「見よ、わたしは戸の外に立って叩いている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは中に入って彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう」(ヨハネの黙示録3:20)と。 * その実例として、わたしの経験をお話しましょう。 2月7日月曜日の朝、まだ目が覚める前のレム睡眠のときのことです。イエス様がわたしに話し掛けて来られました。「4月の札幌行き航空券を予約するのをわすれないように」と。それから、「あまり政治的にならないように気をつけなさい。あなたはすでに神の国の民であり、時を超えた永遠の中に生きているのだから、この世の政治の不正、不義によって心に憤りを持ち続けるならば、わたしの羊たちを散らすことになるかも知れない」と教えられました。わたしは目が覚めてから、悔い改めました。 また、札幌行きの航空券の予約も無事に出来ました。ありがたいことです。 神様の知恵と知識のみことばが心に入ってくるのは、なんとすばらしい楽しみでしょうか!イエス様は前の日の教会での出来事や日本の政治、教育、社会に起こる悲しい出来事によって引き起こされたわたしの心の有様も、みなご存知で、戒めてくださったのです。この世の国のことも 大切ですが、それにのめりこんで、心の平和を失うことなく、神の国に しっかりと根ざした人生を築き上げて行きましょう。 アーメン |
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